バリトンからテノールへ転向した歌手のブログ。
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久しぶりの敬愛する音楽家シリーズ
第五回目はピアニストのグレン・グールドです。 1932年に生まれ1982年に亡くなっています。 グールドと言えばまず低い椅子に座った特異な演奏姿勢です。 こんな姿勢で弾いてたら絶対ピアノの先生に怒られますね・・・ 俺はよく真似をしてましたが・・・ 案の定怒られました・・・ まずは彼の代名詞とも言える バッハのゴールドベルク変奏曲をどうぞ。 http://www.youtube.com/watch?v=g7LWANJFHEs 歌いながら弾いていることにお気づきになったと思います。 この演奏スタイルもグールドならではで レコードを出すと「変なうなり声が入っている」 と、クレームが殺到したため、以後グールドのレコードには 「グールド自身の歌声など一部ノイズがございます。御了承下さい」 との但し書きが付けられました。 そして大衆嫌いで、聴衆によって与えられるストレスは 演奏の妨げになるからなど、理由は様々に語られていますが 32才でコンサート活動を一切やめ 録音などメディアを使った活動のみ行いました。 では、ここでモーツァルトのピアノソナタ K. 333の3楽章を。 http://www.youtube.com/watch?v=68HTMNSLc8I グールドはバッハに傾倒しモーツァルトを軽蔑していました。 でも、俺はグールドのモーツァルトは 誰のモーツァルトよりも好きです。 グールドの演奏はとても明晰で 且つ、彼自身歌いながら弾いているように 歌心に溢れています。 そして、あの透明感と躍動感のある音。 それにあの音楽への陶酔感。 彼の演奏を見ていると 音楽そのものを見ているようです。 では最後にバッハのフーガの技法 第4番をどうぞ。 若い頃の演奏 : http://www.youtube.com/watch?v=NRYcbatSA4k 晩年の演奏 : http://www.youtube.com/watch?v=NMb4FMGHQJ4 PR
グルード万歳!
私もグレン・グルードが大好きです。
ゴールドベルグは若い頃より晩年の方が好みですが・・・。 イタリア組曲の入っている盤も最高です。
smileさんへ
smileさんもお好きですか(^ ^)
イタリア協奏曲もいいですよね~(> <) 俺はブラームスの演奏も好きなんですよ☆ 間奏曲もいいですし、バーンスタインとの協奏曲もいいですよ~
無題
中学の時、ピアノの先生に「ゴールドベルグ」をカセット(!)に録音してもらったのがグールドとの出会いです。あんな感じでシンフォニアを弾いてみよう!なんて思って玉砕した覚えがあります(笑)
atacotさんへ
俺は今でもグールドみたいに弾こうとしてるよ
無題
グールドは、バッハの演奏はそれなりに好きですが、それ以外はあんまり好きじゃないんですよね…。ブラームスのピアコンは大好き(特に1番)なんですが、その演奏もあるんですね。どんな感じなんだろう??というか、彼のコンチェルトってどんな感じになるんでしょうね…。
WILLさんへ
グールドのブラームスは目からうろこかもしれませんよ!
ブラームスのコンチェルトはライブなのですが、指揮をしたバーンスタインが協奏曲において指揮者とソリストどちらがボスか・・・というスピーチをしています・・・ グールドはコンチェルトの時も指揮をしながら弾くので指揮者にはかなり嫌がられたようですね・・・
無題
協奏曲の醍醐味ってそこですよね~。指揮者とソリストの協奏ならぬ競争!グールドが指揮するというのは何となくわかります。ベートーヴェンのシンフォニーを弾いたもの(リスト編曲)を持ってますが、これが結構うまいというか、彼にはオケはいらないなと思っちゃいます。ブラームスのコンチェルト、探してみます。
WILLさんへ
グールドはほんの少しだけ指揮者としても活動したことがあるんですよ。
ピアノ弾くときもフーガの最初みたいに、片手だけのときはもう片方の手で自分を指揮しています! 頭の中でオーケストラが鳴ってるんでしょうね(^ ^) |
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