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バリトンからテノールへ転向した歌手のブログ。
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昨日偉大なテノール歌手ルチアーノ・パヴァロッティが亡くなりました。

クラシックに詳しくなくても「三大テノール」と言えば

どこかで聞いたことがある・・・

というくらい、クラシック、とりわけオペラの裾野を広げた

そして、観客に迎合するだけではない

一流の技術を持った演奏家でした。

明るく艶のある美声過ぎるくらいの美声は忘れられません。

御冥福をお祈りします。


では、彼の歌をお聴きください。


プッチーニ作曲「ラ・ボエーム」より「冷たき手を」
http://jp.youtube.com/watch?v=Z2R_KS9J9mU


これは詩人のロドルフォが初めて会ったお針子の娘ミミに

自分が何者で、どんな生活を送っているか自己紹介をするアリア。

曲の途中に高いドの音を歌うのですが

この音はテノールの最高音の一つで

この音を楽々出したことからパヴァロッティは有名になりました。


次に・・・


プッチーニ作曲「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」
http://jp.youtube.com/watch?v=TOfC9LfR3PI


これは絶世の美女トゥーランドット姫

(実際のオペラでは巨漢の女性が歌うことがほとんど・・・)

とのなぞなぞ大会に勝利しトゥーランドット姫を手に入れることが

出来たはずのカラフ王子が

なぞなぞに負けても駄々をこねてカラフのものにならない

トゥーランドット姫を見かねて

じゃあ夜明けまでに僕の出すなぞなぞ(「僕の名前は何でしょうか?」)

に答えられたら許してあげると言い

トゥーランドット姫は街中に

「今夜は答えが分かるまで誰も寝てはならぬ」という

御触れを出し

カラフが「誰も寝てはならぬ」という役人が触れて回っている声を聞きながら

なぞなぞの勝利、トゥーランドットが自分のものになることを確信し

「誰も寝てはならぬ、か」と歌うアリアです。

この曲はパヴァロッティの代名詞ともなっているような曲で

トリノオリンピックの開会式でも歌ってましたね。

最後に出てくる高い音をいとも簡単に出してしまう心地よさ・・・

御堪能ください。

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コメント
ステキ…
いいですねぇ、、、”汗かき王子ё.ё”も、
きっといつか手の届かない存在になっちゃう
のでしょうか?^^
【2007/09/07 21:05】 NAME[haco] WEBLINK[URL] EDIT[]
hacoさんへ
汗かいてるうちは大丈夫でしょう(^ ^;)
あくまで庶民派ですから☆
【2007/09/07 21:18】 NAME[satoshi] WEBLINK[] EDIT[]


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