狐の嫁入り

今日は突然雨が降って大変でしたね。

今も急に雷雨が。

今日は家でフィガロの演出を考えていたので

降られる事はありませんでしたが・・・

明日も不安定な天気のようです。

接触事故

今日、知り合いの車に乗っていたら

ベンツに接触されました。

ベンツが右折中に車線変更したのが原因です・・・



ベンツのおじさんは

なんだかんだすっごく怒ってました・・・



おじさんは７時から９時までバス優先の車線を

バス専用車線を走っていると勘違いして

慌てて車線変更をしたら

右を確認しなかったので接触したというわけです。



これは誰が見ても明らかな事実なのですが

こちらが車線を間違えて後ろから擦ってきた

と言ってゆずりません。


でも、こっちは車線変わってませんし

変わったのはおじさんでしょ

と、主張していると

バス専用だから車線変更するのは当たり前だ

と、今度は自分が車線変更したことを

認める発言をしないままに

自分の行動を正当化し始めました。


怒ったテンションはまだ変わりません。


でも、右折中の車線変更は違反ですよ

と、主張すると

じゃあどうすればいいんだ

交差点で止まれと言うのか

と、怒り始めました。



おじさん怒る理由が苦しくなってきました。

おじさんピンチです・・・

俺は笑いをこらえるのに必死です・・・



警察が来たら

また、こちらが車線を間違えたという主張から始まり

警察の方に同じように指摘され

じゃあ交差点で止まれというのか

というところまでの流れを繰り返しました。

次は、バス優先の標示の書き方が悪い

というのが付け加えられましたが・・・



知人も警察も呆れて

もう行っていいよ

と、俺は解放されたので

現場をあとにしましたが

おじさんは交通ルールを諭され


悪かった


と、心にも思ってないようなセリフを残し

去ったようです。


何よりみんなに怪我が無くて良かったです。

グレン・グールド

久しぶりの敬愛する音楽家シリーズ

第五回目はピアニストのグレン・グールドです。

1932年に生まれ1982年に亡くなっています。


グールドと言えばまず低い椅子に座った特異な演奏姿勢です。



こんな姿勢で弾いてたら絶対ピアノの先生に怒られますね・・・

俺はよく真似をしてましたが・・・

案の定怒られました・・・

まずは彼の代名詞とも言える

バッハのゴールドベルク変奏曲をどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=g7LWANJFHEs


歌いながら弾いていることにお気づきになったと思います。

この演奏スタイルもグールドならではで

レコードを出すと「変なうなり声が入っている」

と、クレームが殺到したため、以後グールドのレコードには

「グールド自身の歌声など一部ノイズがございます。御了承下さい」

との但し書きが付けられました。


そして大衆嫌いで、聴衆によって与えられるストレスは

演奏の妨げになるからなど、理由は様々に語られていますが

32才でコンサート活動を一切やめ

録音などメディアを使った活動のみ行いました。


では、ここでモーツァルトのピアノソナタ　K. 333の３楽章を。
http://www.youtube.com/watch?v=68HTMNSLc8I


グールドはバッハに傾倒しモーツァルトを軽蔑していました。

でも、俺はグールドのモーツァルトは

誰のモーツァルトよりも好きです。


グールドの演奏はとても明晰で

且つ、彼自身歌いながら弾いているように

歌心に溢れています。

そして、あの透明感と躍動感のある音。

それにあの音楽への陶酔感。

彼の演奏を見ていると

音楽そのものを見ているようです。


では最後にバッハのフーガの技法　第４番をどうぞ。

若い頃の演奏 ： http://www.youtube.com/watch?v=NRYcbatSA4k

晩年の演奏 ： http://www.youtube.com/watch?v=NMb4FMGHQJ4