バリトンからテノールへ転向した歌手のブログ。
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昨日まで時代背景やあらすじを書いてきましたが
読んで「やっぱ無理」とあきらめた方! まずは観に来てみてください! 来て観て感じてもらうのが一番だと思います では、ラストまで一気に行きます! リドワーヌが院長になったものの、革命の波はカルメル会修道院にも押し寄せます。 革命委員と群集がやってきて、修道院を明け渡すように宣告するのです。 この頃になると、修道女たちは「殉教」という言葉がいつも頭のどこかを占めるようになります。 リドワーヌは、何とかして娘たち全員が生き延びることを大事にしていますが メール・マリーは、名誉の殉教を重んじていて ここにも、二人の対立があります。 ちなみに、殉教とは、自分の宗教のために命を犠牲にすることです。 そんな中、リドワーヌは、今後の修道院の方針を決めるためパリへ呼ばれて行きます。 メール・マリーが院長代理として、修道院を預かりますが マリーは、リドワーヌがいない間に死をもって フランスを救うため、そして、この恐怖政治による殺戮を停止させるため 修道女全員と殉教の誓いを立ててしまいます。 ブランシュも殉教の誓いに加わりますが、死の恐怖におびえ 修道院から逃げ出してしまいます。 その後も、修道女たちは、荒らされてしまった修道院に残り 生活していましたが、仕官が訪れ共同生活の禁止を告げます。 そして、メール・マリーは、ブランシュを心配し探しに行きます。 メール・マリーが、ブランシュを探し、修道院に戻るよう説得している間に 修道院では、自由を侵害する狂信的集団としてリドワーヌ院長をはじめ 修道女全員が捕らえられいました。 マリーが、その事実を知ったときには、修道女全員の死刑が確定しており マリーも皆の元へ戻り共に殉教を果たそうとしますが カルメル会の司祭により「あなたは生きるよう神から選ばれたのです」 と、説得されます。 革命広場の断頭台では、マリーとブランシュを除く修道女全員が死を待ち 賛美歌を歌っています。 いつもの処刑では、見世物的に熱狂していた市民たちも この異様な雰囲気に静まり返っています。 修道女は、一人ずつ断頭台にのぼり ギロチンが落ちるたびに一つずつ声が消えていきます。 コンスタンス修道女だけになったとき、ふとブランシュが現れます。 そして、コンスタンスも断頭台の露と消え ブランシュも一人、賛美歌を歌いながら断頭台にのぼり 最後の声も消え果ました。 長くなりましたが、これが全貌です。 結局、一人生き残ったマリーさんが このカルメル会修道女の殉教の事実を手記としてまとめ後世に残したことで 今こうしてこのような事実を知ることが出来るのです。 マリーさんは、本当に苦しい人生を送ったことと思います。 では、明日に迫りました「カルメル会修道女の対話」! お楽しみに! まだチケットも間に合いますので お問い合わせはiago_iijima@yahoo.co.jp までお気軽に(^ ^) カルメル会修道女の対話 全3幕/フランス語上演/字幕付 台本:ジョルジュ・ベルナノス 作曲:フランシス・プーランク 日時: 平成22年(2010年) 8月28日(土)18時開演 8月29日(日)14時開演 会場:アステールプラザ大ホール 入場料: S席 8,000円 A席 6,000円 B席 4,000円 C席 2,000円 指 揮 佐藤正浩 演 出 岩田達宗 管弦楽 広島交響楽団 PR
拝見いたします。
明日、楽しみにしております。
重い内容ですね。でも、だからこそ 素晴らしい ものになると 思います。
ラッキーままさんへ
ありがとうございます!
楽しみにお越しください(^ ^) 本当に美しい作品です |
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