バリトンからテノールへ転向した歌手のブログ。
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今日も暑いです・・・
さて! 今日はカルメル会のあらすじ行きましょう! 主人公はフォルス侯爵家の令嬢ブランシュです。 つまり、ブランシュは貴族、特権階級です。 ブランシュには、侯爵である父親と騎士の兄がいます。 そして、このオペラでの一つのキーワードになりますが 貴族は「名誉」というものを一番に考えます。 始まりは1789年4月。フランス革命が起こる3ヶ月前、革命の気配が高まっている時期です。 兄は、ブランシュの乗った馬車が群衆に取り囲まれていたという話を聞き、家に駆けつけます。 そこでは、父の侯爵がまどろんでいました。 この兄は、何よりも妹がかわいく、いつも妹を心配しています。 ブランシュは、無事帰りますが、群集におびえてしまったことを恥じています。 ブランシュは、特にそういう弱さを持っていて 革命の気配が高まる中、いつも外の様子におびえています。 このおびえは、貴族にとって不名誉なことになります。 貴族というものは、死をも恐れないものでなければならないのです。 ブランシュは、この騒ぎがおよばない場所に身を置き 静かなところで自分には一体何ができるのかを探したいと望みます。 その結果、カルメル会という特に戒律の厳しい修道院に入り 全てを神にささげ、神に自分の弱さからの救いを求め 自分の名誉を取り戻したいと考えたのです。 さて、このオペラ、タイトルからも分かるとおり キリスト教の話が出てきます。 中々、日本人には分かりにくい世界ですが あまりかまえず行きましょう 長くなったので、続きはまた明日 アデュー オペラのお問い合わせはiago_iijima@yahoo.co.jp までお気軽に(^ ^) カルメル会修道女の対話 全3幕/フランス語上演/字幕付 台本:ジョルジュ・ベルナノス 作曲:フランシス・プーランク 日時: 平成22年(2010年) 8月28日(土)18時開演 8月29日(日)14時開演 会場:アステールプラザ大ホール 入場料: S席 8,000円 A席 6,000円 B席 4,000円 C席 2,000円 指 揮 佐藤正浩 演 出 岩田達宗 管弦楽 広島交響楽団 PR |
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