バリトンからテノールへ転向した歌手のブログ。
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昨日はカルメル会の通し稽古で
昼、夜でキャストを変えて2回通しました。 いやーやっぱりすごい作品です! いい曲です! 鳥肌が立ちます・・・ さて、大変遅くなりましたが・・・ カルメル会に向けての予習です まずは時代背景を(^ ^) このオペラは、1794年にフランスであった本当の話です。 1794年7月17日にキリスト教のカルメル会に所属する修道女16名が 革命政府により処刑されました。 この史実を題材にしたオペラです。 1794年のフランスがどういう状況だったかというと・・・ まず、1789年(いなばくん)にフランス革命が起こります。 それまでのフランスは階級社会で 上級の聖職者、貴族は税金も払わず、市民からの税金により優雅な生活を楽しみ 市民はそのために重い税金をかけられ、苦しい生活をしていました。 つまり、市民が働いて貴族たちの優雅な生活を支えていたのです。 その上、1700年頃からの度重なる戦争と 1770年頃から度重なった飢饉により 国の経済が悪くなり、更に重い税金が市民にかけられることになりました。 この生活に耐えられなくなった市民たちが爆発し、国王や特権階級の貴族や聖職者を やっつけたのが、フランス革命です。 超大雑把ですけど(笑) その後、短い期間に色々ありましたが、市民による革命政府が国を動かすことになります。 1793年から革命政府を指揮したのがロベスピエールという人です。 翌1794年までの一年間続いたこの政治を恐怖政治と呼んでいます。 そう、カルメル会修道女が処刑されたのもこの1794年の恐怖政治の間です。 ちょっと疲れましたか? では続きはまた明日 オペラ是非お越しくださいね☆ お問い合わせはiago_iijima@yahoo.co.jp までお気軽に(^ ^) カルメル会修道女の対話 全3幕/フランス語上演/字幕付 台本:ジョルジュ・ベルナノス 作曲:フランシス・プーランク 日時: 平成22年(2010年) 8月28日(土)18時開演 8月29日(日)14時開演 会場:アステールプラザ大ホール 入場料: S席 8,000円 A席 6,000円 B席 4,000円 C席 2,000円 指 揮 佐藤正浩 演 出 岩田達宗 管弦楽 広島交響楽団 PR |
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